閑古鳥屋の2019〜2020海外旅行記 @ラテンアメリカ、中欧

閑古鳥屋といっても、店は開いていません。コマツシンヤさんの漫画から借りました。2019年に南米に飛び立つところから記録をつけ始めました。内容が面白いかは置いといて、とりあえずオンライン上に旅日記みたいにして残せるのは素晴らしいです。30代、東京出身、文学部卒。大学院での専攻はラテンアメリカ文学。

リマ ① ペルー到着

f:id:kankodoriya:20190805012848j:image

地球の歩き方」などのガイドブックでは、リマの治安が相当悪いように書いてあります。果たして実態はいかに?!

 

到着後3日間滞在した印象としては、むしろ治安はそこそこ良い気がします。空港から宿までの移動が不安だったため、宿に事前にお願いして迎えに来てもらい、19ドルを支払いました。普通に行けば2〜3ドル程度の距離。思ったのは、ペルー人だろうが日本人だろうが、悪いことするやつはそういう負のオーラが出ている。けれど、空港周辺の運ちゃんたちはわりと柔らかい感じで、その後街中でタクシーに乗るときもその印象は変わらずでした。気を研ぎ澄ましていれば、だいたい平気ですよね。

 

物価は日本とそこまで変わらないですが、市民はわりと気前よく消費しています。中流階級はわりと裕福な感じ。なので私みたいな小汚い日本人観光客なぞ、別に眼中にない様子です。

ただ、日本と比較して、南米諸国は格差が激しい。リマにもスラムはあります。旧市街からほど近い川から北側に行ったところです。そういった場所には足を踏み入れないよう、最善の注意を払う必要はあります。もちろん、貧乏=犯罪者ではありませんが、厳しい生活をつなぐため状況がそうさせるのも事実。

 

話は変わって、リマは地形がとても興味深いです。海岸沿いの都市ではあるものの、断崖の上に街が築かれていて、海岸はを街の高所から常に見下す感じ。かつてスペイン軍がインカに侵攻した際に、拠点となる港が必要だったためオススメの土地をインカ側の要人に尋ねたとか。その回答がリマだったそう。もちろん内心スペイン軍の事を大嫌いだったその要人は、知り得る中で最悪の土地を教え、それが今も首都のままなんだとか。

f:id:kankodoriya:20190805012817j:image

次は観光地である旧市街のリポートをお送りします。

 

つづく