閑古鳥屋の2019〜2020海外旅行記 @ラテンアメリカ、中欧

閑古鳥屋といっても、店は開いていません。コマツシンヤさんの漫画から借りました。2019年に南米に飛び立つところから記録をつけ始めました。内容が面白いかは置いといて、とりあえずオンライン上に旅日記みたいにして残せるのは素晴らしいです。30代、東京出身、文学部卒。大学院での専攻はラテンアメリカ文学。

ヴィエリチカ岩塩坑 〜地下の世界遺産〜

今回はヴィエリチカ岩塩坑へ。ユネスコ世界遺産に登録されていて、古くて規模も大きい。私は今回ポーランドに訪れるまでその存在を知りませんでしたが。

 

チケットはオンラインで事前予約しました。ツアーのみのため、時間指定制です。場所はクラクフの中心部から少し離れていて、電車とバスを乗り継いで到着。アクセスに関しても事前に調べておいて正解でした。ちょっと乗り継ぎが複雑。

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郊外へつづく道
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そして到着!

早めに到着。チケット売り場に並びます。ここで問題が。自分の2組くらい前のお客さんが揉めていて、全然列が進みません。学生でないのに、学生料金で申し込んだみたいです。差額を払うからいいだろ、という主張 vs オンラインでキャンセルしてから再度申し込め、みたいなバトルっぽかった、たぶん。なんにせよ、ポーランドはチケットを買う列の進みが極端に遅い。

20分くらい待ったあげく、窓口が1つ追加され、なんとか時間前に受付完了しました。

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施設入り口。ここで出発まで少し待ちました。

ガイドさんがみんなにイヤホンマイクを配り終わったところで出発。地下深く潜るため階段をどんどん降りていきます。おそらく10分以上歩いたような‥。かなりの深さなのがわかりますね。

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階段の下を覗き込むと‥

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やっとこさ階段を降りきって、ここからツアー開始です。かなり大きな施設みたい。ここから運び出される大量の岩塩がポーランド経済を長らく支えてきたとのこと。

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B級蝋人形館みたいな趣があることは否めませんが、もちろん、人形たちは蝋ではなく、岩塩で作られています!すごいんだかなんだか。

 

ツアーのハイライトは、岩塩で建造された教会です。労働者たちは地中深く潜り長い期間にわたって働きずくめだったため、日曜のミサを開けるように建てられたらしい、たぶん。なかなかの光景でした。ちなみに売店やトイレもあり、ここで少し休憩できます。

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以上、2時間あまりのツアーでした。チケット代は決して安くないですが、とても楽しかったです。帰りはエレベーターで地上に戻れたので、一安心。お土産に食用の岩塩やバスソルトを購入しました。他にもコスメグッズなどなかなか充実していました。

 

次回はクラクフの旧市街を少し離れ、旧ユダヤ人街のカジミエシュ地区と、いくつか美術館を訪ねたいと思います。

 

つづく