プラハ ② ビアパブ & チェコ料理
ここでプラハ旅行で訪れた酒場を中心に、チェコでの食事について紹介したいと思います!
ご存知の方もいると思いますが、プラハを代表するパブが、世界一ビールを美味しく飲ませる酒場として漫画「もやしもん」でも紹介された「ウ・ズラティーホ・ティグラ」です!虎のマークがトレンドマーク。ここで出されるビールはチェコで1番有名な銘柄、ピルスナー・ウルケル一択です。旧市街の中の路地にあります。
この虎が目印!
私が訪れたクリスマス前後の時期、店内は人でぎっしり、とても活気にあふれていました。
テーブル席に座ると、まずはなにも言わずに「バンッ」とビールジョッキを置かれます。容量は500mlくらいとおもう。フォルムが重厚でずっしり、ステキです。
まず泡がなめらかすぎる。店内の熱気とおとぎな街の夜の空気もあいまって、不世界一美味いビールという謳い文句も不思議と説得力を帯びてきます(店側はそんなこと謳っていません、あしからず)。
ビールサーバーのある立ち飲みカウンターは、常連さんらしき人々で賑わっていました。私はビールのおともに、チェコの名物料理「タルタル」を注文。値段はだいたい1皿1,000円くらい。ユッケみたいな料理のようで、生肉と多種のスパイス、それに玉ねぎやソースなどが載っており、自分の手でそれらをひとおもいに混ぜます。美味い。玉ねぎとスパイスのおかげで単調さを感じません。1人分としては量が多いか。他にソーセージも注文。
壁にはチェコの有名作家ボフミル・フラバルのレリーフが飾ってあります。
最近では『私は英国王に給仕した』という作品が河出文庫からリリースされましたね。
私はビールを4杯飲みました。酔っぱらってしまった!こんなはずじゃなかった!、という感じです。まあ外に出ると空気がつんと冷たく、すぐに正気に戻れました。
他の方のブログなどで、ティグラは一見さんに対して少し厳しいみたいな声がありますが、私の印象は逆でした。むしろ他の店より親切で、対応も一流でした。英語も通じますし、プラハ訪問の際は必ず行くべき店だと思います。
次は、「2匹の猫」という意味の店名を持つ「ウ・ドゥヴォウ・コチェク」を紹介!
ここはピルスナーだけでなく、黒ビールも飲めます!
料理はソーセージやチェコハムの盛り合わせをまず注文。他にチャーシューみたいな豚肉料理とスープも食べました。
ビールによく合うぜ。
値段も良心的。チェコ料理を満喫できます。立ち飲みの常連スペースもあり。こちらの店も入りやすいわりには安っぽい感じはなく、かなりおススメです。
最後に、世界的に有名な『善良な兵士シュヴェイク』の作者ハシェクも通ったという名店、「ホスティネツ・ウ・カリハ」。とはいえ、こちらは食事はせず軽く見学しただけです‥。店内はシュヴェイクアートがいっぱいで楽しそう。ただあまり活気はなく(時間帯が悪かったのか。店の周辺も活気がありません)、その点ではやはりティグラに軍配。
番外編で、こんなB級グルメも堪能。
チェコ名物トゥルデルニーク。かなり甘い。食感がよく、美味しいです。プラハにはこれが食べれる店がたくさんあります。見た目も相まってか、観光客に人気です。
次回はプラハの美術館や博物館について書きたいと思います。
つづく