閑古鳥屋の2019〜2020海外旅行記 @ラテンアメリカ、中欧

閑古鳥屋といっても、店は開いていません。コマツシンヤさんの漫画から借りました。2019年に南米に飛び立つところから記録をつけ始めました。内容が面白いかは置いといて、とりあえずオンライン上に旅日記みたいにして残せるのは素晴らしいです。30代、東京出身、文学部卒。大学院での専攻はラテンアメリカ文学。

プラハ ③ アートについて、ムハ美術館 & カフカ記念館

プラハ篇の3回目、今回はプラハミュージアムとアートについて!

まずはチェコを代表する国民的画家といえばムハですね、たぶん。ムハ美術館が市中にありますので、訪ねないという法はないでしょう。旧市街中心部からはちょっとだけ離れた場所にありますが、そんな不便ではないです。トラムでも徒歩でもどちらでもアクセスできるくらいの距離。

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館内は正直かなり狭い。おそらく訪問者の平均滞在時間は1時間を切るのでしょう。しかしまあ作品数はそれなりにあります。リトグラフが多いけれど、スラヴ叙事詩と呼ばれる一連の作品群の内一点も展示されていて、見応えは十分ありました。お土産屋さんはかなりの人で溢れ返っていました。

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ここでお得な耳寄り情報。地球の歩き方にも載っていますが、ムハ美術館のチケットはカフカ記念館で半額で販売されています。それを発見したとき、もしかして…と思いムハ美術館で確認したところ、やはりこちらでカフカ記念館の入場券もこ半額で販売されていました!ムハ目当ての人にはついでにカフカを、カフカ目当ての人にはついでにムハを観てもらうため、安くチケットを売るという施策ですね。川を挟んで互いに離れたエリアにありますが、うまく活用すれば約1200円は得します。私は最初から両方行く気マンマンだったので、まあラッキーでした。

 

そんなわけで次はカフカ記念館へ。ヴルタヴァ川を挟んで西側、プラハ城と川の間の城下町にあります。入り口前にはこんな銅像が‥。小便小僧ならぬ、小便青年。腰がくいくい動いています。みんな嬉しそうに写真をパシャパシャ撮っていましたヨ。

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館内へ。受付横の窓からカレル橋がよく見えます。絵葉書みたいな景色。

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展示はいくつかのテーマに分かれており、カフカ直筆の手紙やノートの落書き(?)などを見ることができます。やはりここはプラハなので、「プラハユダヤ人街で育ったカフカ」という側面がフューチャーされがちですね。その他には、4人の婚約者との書簡や父親に送った手紙、仕事マジ虚しいぜみたいな手紙。映像やちょっとしたインスタレーションみたいなのも。

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また、今回は観覧しなかったのですが、ナショナルミュージアムは建物が大きくとても立派でしたヨ。

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ガイドブックに必ずといってよいほど載っている、「ジョン・レノンの壁」も観に行きました。なかなか面白いグラフティアートがちらほら。生前のジョン・レノンになにかゆかりがあるわけではなく、死後に哀悼の意を表して肖像が描かれたことからそう呼ばれるようになったようです。確かに壁の中で1番ジョンさんが際立っていました。

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近くには水車と小さな広場があります。

 

通称ダンシングハウスといわれているキュビズム建築のタワーも人気でしたヨ。

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謎のゴリラが

 

プラハは街のいたるところにアートな物が点在しています。その内のいくつかを紹介します。

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これもカフカ

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以上でげす。

次回はプラハから少し羽根を伸ばして、温泉の町へ行ってみたいと思います。

 

つづく

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