閑古鳥屋の2019〜2020海外旅行記 @ラテンアメリカ、中欧

閑古鳥屋といっても、店は開いていません。コマツシンヤさんの漫画から借りました。2019年に南米に飛び立つところから記録をつけ始めました。内容が面白いかは置いといて、とりあえずオンライン上に旅日記みたいにして残せるのは素晴らしいです。30代、東京出身、文学部卒。大学院での専攻はラテンアメリカ文学。

カルロヴィ・ヴァリ 〜チェコの温泉街〜^_^

今回はプラハからちょっとだけ遠出し、チェコで有名な温泉の町カルロヴィ・ヴァリに行ってきました!

 

プラハからカルロヴィ・ヴァリへバスでも電車でもどちらでも行けますが、今回はバスを選択しました。プラハから片道約2時間かかります。ちと遠いですが、プラハからの日帰りにしました。

 

プラハのバスターミナルまでは地下鉄を利用して移動しました。なんの変哲もないバスに乗り、温泉地まで移動。客席はほとんど埋まっていました。2時間ほど移動したのち、カルロヴィ・ヴァリに到着!

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早速腹が減ったため、すぐ見つけた中華料理屋に入りました。昼前の早い時間だったため、広い店内はガラガラでした。しかし、西洋の中華料理屋さんってなんかどこも似てますよね。やたら店は広いし。なので写真もまったく撮っていませんでした。でも安くてけっこう美味しかったです。

 

昼食を食べた後は川沿いを歩きました。

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カルロヴィ・ヴァリは入浴ではなく、飲泉スタイルの温泉です。コロナーダと呼ばれる飲泉所は、バスターミナルから川沿いを南下した場所に集中しています。ターミナルからは歩いてだいたい15分程度で着きます。コロナーダは全部で18カ所あるそうです。

 

飲泉を楽しむために、専用のカップを買う必要があります。お土産屋さんはたくさんありますので、さまざまなデザイン・大きさの中からチョイス可能です。

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このように取っ手の部分が細く、中は空洞でストローみたいになっている独特な形です。温泉水はそんなにガブガブ飲むものでもないので小さめをチョイス。善良な兵士シュヴェイクをデザインした形のカップにも強烈に惹かれましたが、大きすぎて不便なため断念しました。

 

カップも購入し、コロナーダで飲泉にトライ!日本でも何度か飲泉したことはありますが、 海外では初めて。

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味はというと‥鉄臭くて、しょっぱいです。

他のコロナーダも次々にトライ。それぞれ成分や温度が違うようでした。

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うむ。味はほとんど同じ。

 

説明がないため、効能もイマイチわからず。ほとんど50〜60度くらいなので、身体が温まるのは確か。

コロナーダのある建物で回廊みたいなのもあり、壮麗でお洒落。町並みも古めかしく、レトロな雰囲気があります。

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ある程度飲泉しちゃうと、他にやることもなく。仕方なくカフェで一休み。

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ドリンクの上に乗っているウエハースみたいなのは町の名産品です。お土産屋にたくさん売っていますが、その場で温めてくれてすぐ食べれる店もあります。なかなか美味しく、おススメ。

 

また、他にも町の名産品があります。スパイシーなハーブリキュール、ベヘロフカ

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カルロヴィ・ヴァリはチェコのとても美味しいミネラルウオーター、マットーニの採水地でもあるため、お酒も美味しいはず。この、リキュールは世界的にも人気らしいです。ただし容器のキャップの締まりが悪かったり、なんかマウスウォッシュぽかったりするのが難点。

 

体調が良くなった実感はあまりありませんが、ヨーロッパで有数の人気温泉地を体験できたのは良かったです。持ってきていた1.5ℓペットボトルに温泉水を汲み、持って帰りましたよー。

 

次回クラクフへ移動します。「ポーランドの京都」とも称される古都で(誰にかは?です)、アウシュヴィッツ・ビルケナウ両強制収容所の観光基点となる街です。

 

つづく