閑古鳥屋の2019〜2020海外旅行記 @ラテンアメリカ、中欧

閑古鳥屋といっても、店は開いていません。コマツシンヤさんの漫画から借りました。2019年に南米に飛び立つところから記録をつけ始めました。内容が面白いかは置いといて、とりあえずオンライン上に旅日記みたいにして残せるのは素晴らしいです。30代、東京出身、文学部卒。大学院での専攻はラテンアメリカ文学。

アムステルダム ② 美術館めぐり

オランダ出身の著名な画家はたくさんいます。まずはゴッホ、それにレンブラントフェルメール、変わり種ではエッシャーなど。そんなわけですから、せっかくなのでアムステルダム周辺の美術館をいくつか巡ってきました〜。

 

アムステルダム市内中心には美術館広場なるものがあり、国立美術館ゴッホ美術館、現代美術館、アムステルダム市美術館など多くの施設が集まっています。他にもアイススケート場や芝生広場があったり、そこら中で楽器の演奏をしていたりとゆったりと過ごすのに最適な空間です。

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最初に入ったのはゴッホ美術館です。オランダといえばまずはゴッホでしょう。

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チケットは予約制です。現地の券売機でも買えますが、オンラインでの購入が確実です。

荷物はクロークへ預けました。日本以外の国では、荷物を展示会場に持ち込むのは禁止されている場合が多いですね。なぜかまではよくわかりません。

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会場はこんな感じ。多層階で年代ごとやテーマごとでフロアが分かれていました。

 

初期の絵も上手くて良いのですが、晩年になればなるほど描かれた対象の樹木や静物の存在感がぐっと増し、輪郭が強くなっていく印象です。鬼気迫るものが、時差ボケで冴えない私の感性にもビシビシ迫ってきました。

 

次は国立美術館をハシゴ。ガラス張りのゴッホ美術館に対し、こちらは宮殿風の古い建物。

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この美術館はとにかくレンブラントの「夜警」の展示がすごい!なにがすごいって、警備用の分厚いガラスで周辺を囲んでいるうえ、その中では5〜6人の研究者やキュレーターがずっとあーだこーだ高性能機器を使いながら仕事をしているのです。

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フェルメールも何点か展示していました。館内はとても広く、じっくり観るには1日必要ですネ。

 

翌日は郊外のデン・ハーグにあるエッシャー美術館に行きました。アムステルダムからは電車で1時間くらい。銀座通りみたいなお洒落な通りもあり、散策するのにも魅力的な街です。

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エッシャー美術館は子供から大人まで楽しめるような、エンターテイメント性の高い施設でした。とにかく楽しい!何時間でもいられますね。展示内容から、エッシャーの数学的な探究心や遊び心が理解できます。

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観光する時間が限られている方は、国立美術館が1番おススメです。館内は広く、建物自体にも魅力があり、オランダに来た感が出ると思います。私は、ゴッホエッシャーが好きなため、彼らの作品をたっぷり観ることができて満足でした。

次回もまだまだアムステルダムを堪能する予定です。

 

つづく